歯周病とは、歯の周りの骨と歯茎が細菌によって溶けていく病気です。
この細菌というのはプラーク （歯垢）のことです。

細菌を除去しないで、そのままにしておくと毒素を出し、歯の周りの組織を破壊していきます。

歯周病の主な症状としては

✅口臭
✅歯肉の腫れ
✅出血
✅歯の揺れ
などがあります。

また、この歯周病細菌の中で特に毒性の強い３菌種を「レッドコンプレックス」と呼びます。

日ごろからの、定期的なメンテナンス（クリーニング）と、セルフケアで予防をしていきましょう。

歯周病治療は、主に歯周病の原因となるプラークや歯石を除去する治療を行います。

保険で治療では以下のような流れで治療を進めるのが、一般的です。
歯周病検査
⇓
歯石取り（状態によっては複数回）
⇓
再評価（再度、歯周病検査）

ステージとグレードとは、日本歯周病学会が提唱する 歯周病診断の新しい分類です。

ステージとは、

歯周病の重症度や複雑さを表すものです。
Ⅰ~Ⅳのステージに分けて分類しており、Ⅳが最も重症化／複雑化している状態です。

本検査においては、歯周病診断の新分類におけるステージⅢグレードC及び、ステージⅣグレードCを重度歯周病と位置づけています。

グレードとは、

歯周病の悪化し易さや進行の速さを表すものです。

骨の吸収や喫煙者などの因子の影響も考慮してA~Cと分類されていて、Cが最も進行度が高い状態となります。